Haruto Konno

椿の音感

椿の音感
    俳諧において椿は「散る」と言わず「落ちる」と表されてきた。俳人が得たその音感を、ヴィジュアルだけで訳出しようと考えた。
椿を木工のテクスチャで作ることで、厚ぼったい花弁が地面にぶつかる音を連想させている。
花の形状は全てgeometry nodes(blender)で作成した。
Image 2

引用元: 島根県立美術館

発想の種となった北斎の『はさみと雀』
単純なオブジェクトの付け合わせだけなのに、極めて音響的な絵になっている。